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2010年7月 5日 (月)

よく使う名数 その6(八)

 今日は昔から末広がりで目出度いといわれる「八」の名数の代表的なのを紹介。

八州:よく言われる関八州とは、武蔵、相模、安房、上総、下総、常陸、上野、下野。関東の方にはよくお判りでしょうが、他地域の人には名前と所在が一致しないかも。改めてご確認を。
八卦:中国古代の占術を儒家が取り入れ経書したもので、その理論は陰・陽二元を持って天地間の万象を説明する。乾(けん)=天、坤(こん)=地、坎(かん)=水、離=火、艮(こん)=山、兌(だ)=沢、巽(そん)=風、震=雷の八つを言う。乾坤1擲(一投げに総てを賭すこと)の言葉がある。
八宗:倶舎宗、成実宗、律宗、法相宗、三論宗、華厳宗、天台宗、真言宗。
八逆:謀反、謀大逆、謀叛、悪虐、不道、大不敬、不孝、不義。
八省:中務省、式部省、治部省、民部省、兵部省、刑部省、大蔵省、宮内省。
八景:①<日本八景>紀州・和歌浦、摂津・住吉浦、播磨・明石浦、大和・芳野山、陸奥・塩竃浦、山城・加茂川、出羽・最上川、駿河・富士山。②<近江八景>比良暮雪、矢橋帰帆、石山秋月、勢多夕照、三井晩鐘、堅田落雁、粟津春嵐。ほか~八景あるも省略。
八節:立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至。
八穀:稲、黍、大麦、小麦、大豆、小豆、粟、麻。
八州国(やしまのくに):淡路州=淡路島、大日本豊秋津州(おおやまととよあきつしま)=本州、伊予二名州(いよふたなのしま)=四国、隠岐州=隠岐島、佐渡州=佐渡島、筑紫州=九州、壱岐州=壱岐島、対馬州=対馬。記紀神話には以上が日本の国として初めに作られたとしている。現在日本が固有の領土とする北海道や南西諸島は勿論、五島列島や西部諸島、伊豆諸島などは当時認知されていなかったようだ。

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