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2009年6月 2日 (火)

難しい「俳句の切れ」

 目下俳句の勉強中。俳句とは ①5音、7音、5音からなる17音字の短詩 ②季語が必ず入ること ③切れ字或いは切れが必要。というかこれだけ揃えば上手下手は別にして俳句と教わっている。

 ところが何時までたっても、この「切れ」が分からない。名詞や動詞の上の修飾語が連用形、連体形であれば続いた言葉で「切れ」ていないから駄目といわれても判然としない。

 下記の句は今週の毎日俳壇の選句の中から拾い上げたものであるが、これらは全て切れ字がない様に思える。即ち題材の説明文になっていると感じるが如何なものか。尚、例句とした方、並びに選者に失礼と思うので作句者氏名は省いています、乞ご了承。
 真白なる光背光る水芭蕉 (水芭蕉の説明文)
 満開の花のしづもる夜の公園 (夜の公園の説明文)
 見の限り続く近江の植田かな (植田の状況説明文)
 最果ての小さき旅籠(はたご)の木の芽和 (木の芽和の説明文)
 小雨降る浅井の荘の田植えかな (田植えの場所と天候説明文)
 燕来る父の生家の深庇 (深庇の説明文) 
勿論ほんの一字、連用形、連体形、接続詞を変えればはっきり「切れ」となると思いますが・・・。

 尚選者が「特選句」として選ばれた次ぎの四句ははっきり切れていますのでその部分を1字分空けて掲載しておきます。
堀口 星眠 選 「煙より男出てくる 野焼かな」上田 善朗)
西村 和子 選 「願わくは天空海闊 鯉幟」吉田 家英)
大峯 あきら 選 「白牡丹 祇王寺近き岐(わか)れ道」数藤 茂)
鷹羽 狩行 選 「兜煮となり 貫禄のさくら鯛」小川 弥生)

 

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コメント

むむむ・・・・? 切れですか?
確かに難しいですね。
しかしこの僅かな文字列の中に、いろんな決まり事があるのですね。日本の歴史はすごい、と思います。
ところで、先日の新聞に箸墓古墳が卑弥呼の墓かも、との記事が掲載されてましたが、真相はいかに!?

投稿: Y | 2009年6月 2日 (火) 18時06分

 箸墓古墳は以前より卑弥呼の墓でないかと言われ続けてきました。しかし、魏志倭人伝によると円墳でないとおかしいこと。今回の調査が周辺の遺物の放射性炭素の年代測定法で一致した事だけが唯一の期待根拠であること。などでまだまだ疑問視されているのが現在の反響です。
 この墓は皇族である「ヤマトモモソヒメ」の墓に比定されているので、発掘できませんので、まだまだ全ては闇の中で、古代史ファンには楽しみが膨らんできます。

投稿: 山猿 | 2009年6月 3日 (水) 09時06分

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